守屋山
2019年2月17日(日)
ルート:守屋神社〜守屋山東峰〜▲守屋山〜立石コース〜立石登山口〜守屋神社

守屋山。
ヤマプラの地図を載せようかと思ったのですが、そもそもヤマプラのベースである「山と高原地図」に掲載されていない山なので、国土地理院の地図を掲載。
紙版の山と高原地図に掲載しないのは仕方ないとして、オンラインのヤマプラには載せてもらえると嬉しいですよね。それなりに愛され、多くの人に登られている山なのですから。
さて、前回は定番の杖突峠から山頂に登り、間違えて松尾峠のほうに降りちゃって、ひたすら舗装路の国道152号線を杖突峠まで歩いて戻るというヘマをやらかしました。
今回は、その間にある守屋神社から登り、立石コースを下る周回ルートの計画を立てました。
これで、一応守屋山の登山ルートはコンプリートとなります。

さて、守屋神社にやってまいりました。

まずは本宮に参拝。
登山をすれば必然的に奥宮も参拝することになります。

さて、まいりましょう。
「入山禁止」の立て札をあちこちで目にしますが、これは登山禁止ということではなく、「山菜・きのこ等採取の目的」での入山禁止という意味です。
ですので、登山に来る方はビクッとしなくても大丈夫。

神社脇から少し登ったところ。「表参道登山口」とあります。
山に登って奥宮に参拝する、というのが本来の参拝ですね。

鳥居をくぐって奥宮を目指します。

雑木の美しいルートです。
長野というよりは、どちらかというと山梨で見かける雑木林の趣です。

意外と急登が続きます。
実際にはそれほどキツイ傾斜ではないのですが、足を常に斜めに置く道なので、体感急登度が高いのでしょう。

少し脇道にそれると、水場があるようです。
枯れていそうなのと水は充分にあるのでスルーします。

守屋山東峰の案内が出ました。
道はきれいに整備されており、踏まれているので迷う心配はありません。

尾根に近くなったあたりで、ようやく雪が少し出てきました。

「刀傷痕の岩」です。「神剣を山に納める時傷つけたという」とありますが、誰が言ったのかは定かではありません。

空が近くなってきました。もうすぐ稜線の雰囲気です。

稜線に出ました。ここに「東峰」の標識がありますが、実際の東峰山頂はもう少し東寄りにあります。

守屋山は「西峰」になるのですが、まずは守屋神社奥宮に参拝しましょう。

こちらが守屋神社奥宮です。
賽銭泥棒をする不敬の輩から守るためか、厳重に囲われています。

この守屋神社奥宮からの景色もなかなかですよ。

さて、折り返して本丸の西峰に向かいましょう。

このあたりはけっこう踏まれている影響もあって、凍結しています。
アイゼンは着けずに行きますが、ちょっと気を使う場面でもありますね。

山頂のラビットハウスが見えてきました。

こちらがラビットハウス。
御年80代の常連の御医者さんがコーヒーを振る舞ってくれるそうです。

山頂が見えました。

守屋山山頂に到着です。諏訪湖の眺めが素敵ですね。

守屋山山頂にて、敬礼っ!

山頂からの眺めが素晴らしいですね。特に諏訪湖を見下ろす景色が素敵です。

今日は久々に、山頂カップ麺タイムです。
若干風が寒いですが、座ってカップ麺を食べる余裕があるわけですから、冬山としては暖かい証左でしょう。

さて、山頂も少しにぎわってきたので、そろそろ下ります。

こちらは「元気になる木」。根本には観音像が祀られています。

こちらは東峰山頂。

諏訪湖の眺望は西峰のほうがいいですね。

さて、ここが立石コースと杖突コースの分岐点。
右に降りると立石コースとなります。

下り始めは笹ヤブです。これが続くのは好みではありませんが、それほど長くは続きません。

意外と早く笹が切れてホッとひと息。

四等三角点のある「前嶽」まで3分とあります。
我々はピークハンターではないので、ここはスルー(笑

しばらく進むと、「百畳岩」という場所に到着。

「鬼の見張り台」との触れ込みです。なかなかの眺望。

ここでコースが分岐します。
「岩見コース」という色々な岩が楽しめるコースと、そうでないコース。
当然、岩見コースをチョイスします。

こちらは「鬼ヶ城」。

こちらは「親子岩」。他にも色々な岩がありました。
里山あるあるですが、「名前がついている岩の割に大した事ない」。

ただ、こちらの「立石(たていわ)」はなかなかの存在感。
ここからの眺めも良好です。

そしてこちらは「一人静道」。

まさにその名のとおりの、静かな山歩きが楽しめます。

立岩コース登山口の標識を抜けると、舗装路に入ります。

「リゾート 清流の森」と朽ちた看板。
小さな別荘エリアですが、どれも現在は使われていない面持ちです。

国道152号線が見えました。

ここからは舗装路歩き。下りなので楽ですね。
前回の舗装路歩きは登りっぱなしで1時間近くもあったので、なかなか苦痛でした。

とはいえ、やはり山道に比べると舗装路は楽しくないですね(笑

守屋神社に到着しました。おつかれさまでした!