権現岳
2018年11月3日(日)
ルート:観音平→雲海→押手川→ 青年小屋→権現岳→三ツ頭→木戸口公園→分岐→観音平
昨年の9月13日以来の久々の権現岳。
権現岳は、冬季は自宅から山頂が見えるほどのド地元の山なので、
もう少し登ってもよいところです。
今回は、観音平から青年小屋を経てギボシ経由で権現岳に登ります。
観音平へ向かう途中の富士見平。雲海が美しいですね。
観音平駐車場へ到着。さすがに混んでいます。
とはいえ自宅から17〜18分でここまでこれるなんて、
恵まれているとしか言いようがありません。
さて、セッティングを済ませて出発です。
おそらく、ほとんどの人は編笠山目当てでしょう。
ピエロの横顔の岩も健在です。
「雲海」に到着しました。相変わらず賑わっています。
まさに、雲海。
今日は珍しく、雲海らしい眺めを楽しむことができました。
さてさて、押手川に向いましょう。
押手川到着。
しばらく雨が降らなかったためか、押手川が乾いています。
押手川から青年小屋へのルートは基本的に湿っているのでですが、
今日はいくばくか歩きやすいかもしれません。
久しぶりの押手川ルート。
編笠山に登る時はピストンが多いので、こちらのルートを歩くのは久しぶりです。
石楠花の間を通り抜けます。シーズン中はさぞ、美しいことでしょう。
標高2,280m。駐車場が標高1,560mなので、720mほど登りました。
振り向けば編笠山。相変わらず、いいカタチしていますね。
素敵な森を抜けて、青年小屋を目指します。
青年小屋に到着しました。
「遠い飲み屋」の赤提灯が素敵です。一度、飲みにきたいと思っています。
メニューを見ると、テンホウ餃子とラーメンのセットで1,000円とあります。
良心的な価格設定です。
テンホウは長野県民であれば誰でも知っていますが、
他県民にはほとんど知名度がありません。
静岡のさわやかみたいなものですね。
さて、ここ青年小屋から権現岳へのルートを歩くのは、
小学生の時に八ヶ岳全山縦走して以来です。
40年は経っていませんが(笑)、
実質的には、初歩きといってよいでしょう。
なかなか素敵な趣。いい雰囲気です。
このフサフサした感じもいいですね。
なんというか、なでなでしたくなるような感じです。
そして振り返ると編笠山。いいカタチ。
上には雪雲がかかり始めています。
ギボシと権現岳は、雲の中。
お、一瞬ですが、青空が顔を見せてくれました。
鎖場もあって、なかなか楽しいルートです。
「ムヒョーッ!」と声が出てしまいました。美しい霧氷です。
権現小屋。下の青年小屋とオーナーは同じですね。
今季の営業は終了しているようです。
山頂が近づいてきました。
権現岳山頂到着。剣は健在です。
真っ白な権現岳山頂にて、敬礼っ!
イワナガヒメにもご挨拶。お久しぶりでございます。
天気が良ければ、正面に妹コノハナサクヤヒメの祀られている富士が見えるんですけどね。
こんなふうに。
さて、寒いので下りましょうか。
権現岳の山頂にある象徴的な岩も、雲に霞んでいます。
とりあえず、三ツ頭を目指します。
三ツ頭山頂で、カップ麺でも食いますか。
今日ははじめてのQTTA(クッタ)のトマトクリームです。
トマトクリームかどうかと言われると実に微妙ですが、
ただ、それなりにおいしいです。これはアリですね。
天気が良ければ、赤岳と権現岳が見事に見える三ツ頭なのですが。
さて、三ツ頭からちょっと進んだ先にある分岐点。
ここから、木戸口公園のほうに向かいます。
前回登頂時はこちらのルートからピストンしたので、既踏のルートになります。
こちらもなかなか楽しいルート。
編笠山もいいカタチに見えます。
「甲斐小泉駅」への案内が出ました。
こちらはヘリポート跡地。
ここも、なかなか景色が良いですよ。
カラマツ林と笹のエリア。幹元には鹿避けの不織布が巻かれています。
分岐点。前回は、ここを八ヶ岳高原ラインのほうへ下りました。
今日は、スタート地点の観音平に向かいます。
まだまだ、紅葉が美しい季節ですね。
途中、岩場になったりして、なかなか表情豊かな八ヶ岳横断歩道。
河原を渡ります。一瞬、迷子になったかと思いました。
ここが、八ヶ岳横断歩道の入口です。
観音平の駐車場はすぐそこです。
まだまだ、きれいです紅葉。
観音平駐車場に到着です。
おつかれさまでした!
ちなみに平成30年の観音平の通行止めですが、11月26日(月)の17時に閉鎖となります。
週末に登る人は、11月最終週が最後となりますね。
もちろん下から歩けば登れますけど、流石にそこまでして、です。
ゲート閉鎖後の冬季に権現岳に冬に登るなら、
ゲートから登山口までの距離が短い、三ツ頭登山口からがいいかもしれません。