2018年5月27日(日)
ルート:富士見高原ゴルフコース→不動清水→▲西岳 ⇔ピストン
実はお腹をこわして軽く脱水症状でチカラが出ない状況。
アンパンマンに例えると、顔が濡れてチカラが出ない状況です。
もちろん、こういうコンディションの時は山に登ってはいけません。
しかしながら、とてもいい天気だったので、山に登ることにしました(をい)。
だったら、1時間で登れる飯盛山くらいにしておけばいいものを、
コースタイム5時間55分、ゴーゴーゴー!の西岳に向かいます。
まぁ、八ヶ岳のコースタイムはかなり緩めに設定されていますので、
コースタイムの8割程度の時間を見込んでおけば充分。
ということで、山頂までのタイムは2時間45分に設定です。
富士見高原ゴルフコースの駐車場にやってまいりました。
ここは、富士見高原リゾートの中にあり、
ゴルフ場やスキー場をはじめ、温泉施設などが集まっています。
帰りに温泉に立ち寄れるのもいいですね。
チカラが出れば、編笠山を周回するルートを歩こうかなんて、
考えるのはやめておきましょう。
新緑の八ヶ岳。
実はこちら側から登るのは初めて。
観音平とそれほど離れているわけではありませんが、
森の趣がまた観音平側のそれとは、ずいぶんとちがいます。
縫うように走る林道を横切るようにして、登山道をすすみます。
このルートは可憐な花が多いですね。コキンバイ(小金梅)でしょうか。
八ヶ岳は道標が充実しているので、迷う心配はないですね。
羊歯(シダ)の群生地。羊歯って、気持ち悪い感じの美しさがあります。
ヘビイチゴの仲間でしょうか。
こういう時、花に詳しいオジさんが一緒にいると頼もしいですよね。
不動清水に到着。
カルシウムでしょうか、ミネラルが多めの味わいです。
湧水の後ろには立派な樹が生えており、その間には、
地蔵が祀られていました。
薄暗い時に見たらビクッとしますねきっと。
美しい森を抜けていきます。羊歯がアクセントになっています。
上を見上げて、おおきく深呼吸。
新緑の季節は、樹々の生命力を感じることができて、とても気持ちがいいです。
かなりの宿り木です。
そろそろ、髪を切りにいこうかと気づかせてくれました。
このあたりは、いかにも八ヶ岳らしい雰囲気の漂う森です。
多くはありませんが、シャクナゲもありました。
あと1ヶ月後くらいですかね花が咲くのは。
おとなり、編笠山。
この山は、どこから見てもいい形です。青年小屋の屋根も見えました。
やや霞がかっていますが、南アルプスもよく見えます。
いまだにヤマザクラが咲いていました。
こちらはツガザクラでしょうか。可憐です。
ということで西岳山頂到着。敬礼っ!
駐車場からおよそ3時間かかりました。
見込みより15分ほど遅れての到着。やっぱり今日はチカラが出ないですね。
主峰赤岳をはじめ、八ヶ岳の雪も南斜面側はすっかり溶けましたね。
北側はまだ残っているかもしれませんが。
山頂に御嶽神社の石標がありました。参拝。
南アルプスもいい感じ。
今日はカップ麺は持ってきていないので、しばし山頂を堪能したら下ります。
登りの時よりも緑が濃くなっている気がします。
紅葉なんかですと、登って下りてくる間にすすんでいるなんてこと、よくありますもんね。
しだしだしい森を抜けて。
エンレイソウってやつでしたっけ?
登山口に到着。ゲートを抜けて、駐車場に向かいます。
駐車場に到着。
今日は、すぐ下で開催されている八ヶ岳ファーマーズマーケットの最終日。
ラベンダーとミント、そして黒法師をゲット。
黒法師、知らなかったんですが多肉植物としてはポピュラーなようです。
まるで黒い花のようで、ひと目で気に入って購入。
ネットで検索してみると、ここまで黒いのはあまり見当たりません。
陽によく当ててやると黒さが増すようで、さすがはプロが育てたといったところでしょう。
こんなに立派なのに、1鉢1,000円でした。生産者直売価格ですね。
そんな黒法師の花言葉は「いい予感」。
うーん、なんだか、いい予感がします。というより、いい予感しかしません(笑
ありがとうございました。