恵那山
2017年10月18日(水)
ルート:広河原駐車場 〜 広河原登山口 〜 ▲恵那山 〜 恵那山山頂小屋 ⇔ピストン
前回、といっても9月のことですが、空木岳に続いて中央アルプスの百名山「恵那山」に登りました。
毎週山に登っていた頃に比べると、私生活を含めのんびりとした空気になっています。
真ん中もっこり水曜日、平日ということで駐車場もまばら。
ウチの車込みで、5台です。
さすがは百名山、駐車場にはトイレ完備です。
せっかくなのでお借りしましたが、チップ入れはありません。
まずは林道歩き。
といっても、沢沿いの気持ちのいい道なので、悪くありません。
所々で、紅葉が始まっています。
立派なトンネルがありました。
トンネルを抜けてちょっと行くと、
広河原登山口に到着です。
駐車場から30分といったところです。
雨上がりで濡れた丸木の橋、超こえぇ。
しかも足を滑らせたら沢に真っ逆さまですから。ドキドキします。
それにしても、長期予報では雨の予報も出ていた中、晴れ間に恵まれました。
およそ300mおきに、道標があります。
彩り豊かな秋の落ち葉。
シューズの赤が色あせて見えます。実際に色あせているのですが。
美しくも濡れた落ち葉を踏みしめながら、歩をすすめます。
苔むした朽木の上に楓の葉。何気ない風景が画になります。
今風にいうと、インスタ映えするとでもいいましょうか。
今度は唐松林。植生の変化を楽しみながら登ります。
お次は白樺林。雨上がりの湿気が、森の薫りの輪郭を際立たせます。
楓が色づきはじめています。
1本の樹の中でグラデーションを持つ楓。キングオブ広葉樹です。
おお、目の前に眺望が開けました。南アルプスから八ヶ岳まで一望できます。
中間地点です。
といっても登山口からなので、実質的にはもうちょっと進んでいます。
それにしても晴れてよかった。
昼過ぎから曇りの予報なので、山頂ではまだ天気は持ちこたえそうです。
御嶽山。火口が向こう側のためでしょうか。噴煙が見えません。
9/10、もう山頂の直前までやってきました。
山頂到着。誰も居ません。
奥に見えているのは恵那神社ですね。屋根がガルバニウムと今風です。
恵那山山頂にて敬礼っ!
山を歩きはじめてもう9年目ですが、ようやく百名山の半分の50座目といったところです。
まぁ、百名山ハンターではないので、一生全山を踏破することはないでしょう(笑
山頂には眺望がなく、この先の避難小屋の裏にビュースポットがあるようなので、
せっかくなので向かいます。
こちらはトイレです。
恵那山山頂小屋。避難小屋になっています。
小屋の後ろに岩があるのが分かるでしょうか。人が乗っています。
あそこが、ビュースポットです。
おお、素晴しい眺めですね。しばし、景色を堪能します。
天候に恵まれて感謝。
さて、恵那山山頂を経由し、登ってきた道をピストンで引き返します。
登りで御嶽山を撮影したスポット。
もう昼を過ぎていて、予報通り雲がかかってきました。
いいタイミングで登頂できてよかったです。
ところどころで目を楽しませてくれる秋の紅葉。
中間地点まで下りできました。
それにしても、濡れた道に落ち葉が積り、その下には木の根がはっていて、実に気を使います。
何度か、転びかけましたよ。
朝方、湿っていて恐怖だった橋は、だいぶ乾いて渡りやすくなっていました。
広河原登山口到着です。あとはひたすら、林道歩きです。
トンネルをくぐります。
駐車場に到着しました。
単独行の女性に抜かれましたが、いかにも健脚そうです。
山登ってる人は、そういうオーラをまとっているものですが、
我々はあるきはじめて9年目だというのに、いつまでもオーラ出ません(笑
まぁ、初心をいつまでも忘れてないという証なのでしょう、たぶん。
おつかれさまでございます!
〈参考タイム〉5時間55分(※大休止のぞく)
広河原駐車場 〜30分〜 広河原登山口 〜2時間45分〜 ▲恵那山 〜片道10分〜 恵那山山頂小屋 〜 恵那山山頂 〜1時間50分〜30分〜 広河原登山口