一切経山・東吾妻山(福島県 1949m)
2013年8月11日(日)
ルート:浄土平~▲一切経山~鎌沼~▲東吾妻山~浄土平
登山を始める前、福島が好きで毎年観光に行ってました。
山に登り始めて、磐梯山、安達太良山、西吾妻山の
百名山は登ったものの、一切経山はまだ未踏だったので、
東吾妻山とあわせて登ることにしましたよ。
浄土平駐車場。ここへアクセスするための磐梯吾妻スカイラインは、
以前は有料道路でしたが、今は一般道路として無料開放されています。
浄土平駐車場から見える象徴的なあの山が、一切経山です。
標高1949mですが、浄土平が1580mなので、標高差は400m未満と登りやすい山です。
さて、参りましょう。今日はよい天気に恵まれました。
しばらく整備された道をすすみます。
以前使用されていた登山道。いまは有毒ガス発生のため、立入禁止となっています。
おお、確かにガスが発生しています。写真では分かりにくいですが、黄色い煙です。
分岐点です。右へすすむと一切経山です。
ちなみに山名の読み方は「いっさいきょうざん」です。
気持ちのよい道をすすみます。が、少々暑くなってきました。
やはり夏は暑いですね。
噴煙が出ています。
道はよく整備されています。
湿原に出ました。鎌沼を周遊すると、たっぷり1時間以上、湿原を堪能できます。
まっすぐすすむと、鎌沼の周遊コースになります。
ここを右へすすむと、酸ヶ平避難小屋経由で、一切経山へ登ることができます。
もちろん、右へすすみますよ。
避難小屋はすぐに見えてきます。
せっかくなので、ちょっと休憩していきましょう。
避難小屋を出ると、こんな感じの道が続きます。
眼下には鎌沼が見えます。
きもちいいけど暑いよぅ。
右側を見ると眼下には吾妻小富士。見事な富士山型ですね。
一切経山の山頂が近づいてきました。
ジャン! 一切経山山頂に到着です!
誰ですか、石を乗せたのは。あなたの頭の上に落ちますよ、その石が。
北側には美しい五色沼が見えます。肉眼で見ると素晴らしく美しいです。
五色沼といえば裏磐梯の観光地として有名な湖沼群がありますが、
こちらの五色沼も負けていませんよ。
ひとしきり堪能したので、くだります。
左手には吾妻小富士。
だいぶ下りてきました。
酸ヶ平避難小屋先の分岐点に戻りました。今度は鎌沼へ向かいます。
美しい湿原を歩きます。これはこれで、楽しいです。
鎌沼です。奥に見えるなだらかな山が、これから目指す東吾妻山。
分岐を東吾妻山のほうへ向かいます。
振り返ると鎌沼。結構大きな沼ですよ。
わたすげさん こんにちわ!
木道の交差点。まっすぐすすむと東吾妻山方面です。
しばらくすすむと木道が切れて、ここから登山道になります。
背の低い樹林帯をすすみます。
山頂付近になると、突如ハイマツの一帯があらわれます。
山頂が近づいてきました。
ジャン! 東吾妻山山頂です!
展望が素晴らしいという噂だったのですが、ガスって何も見えません。
きっと、日ごろの行いの悪い人が同じタイミングで登っていたのでしょう。
お、少しだけガスが晴れてきました。
さっき登ってきた一切経山と、下には鎌沼がチラリと見えます。
誰かが花壇風に石を設えていました。
さて、下っていきましょう。
登山道入口まで戻ってきました。ここからは楽しい木道歩きです。
湿地に熊の足跡が残っていました。
ナナカマドが見事な赤色に紅葉しています。
左手には先ほど登ってきた一切経山。
眼前には吾妻小富士。浄土平から気楽に登れる人気スポットです。
そんな吾妻小富士にズームイン!
お、ボチボチ登っていますね。
久々の福島を満喫! おつかれさまでした!
■参考タイム(※食事時間除く)
【トータル】3時間54分
浄土平駐車場 →(43分)→ 酸ヶ平避難小屋 →(34分)→ 一切経山山頂 →(23分)→ 酸ヶ平避難小屋 →(27分)→ 東吾妻山登山口 →(40分)→ 東吾妻山山頂 →(27分)→ 東吾妻山登山口 →(40分)→ 浄土平駐車場