太刀岡山
2025年12月11日(木)
ルート:太刀岡山(蓼ノ海)駐車場~▲太刀岡山(南峰)⇔ピストン
太刀岡山に登ろうかと思いたち、Google Mapにてナビ開始。
茅ヶ岳広域農道を南下し、ハイジの村の手前を左折。あれ、この道初めてかも。
しばらく行くと未舗装の林道となり、またGoogle先生やらかしてるななんて思いながら進むと、
なんとゲートが閉まっていて行き止まり!(写真取り忘れた)
デリカのサイズだとターンできる場所が限られるので、延々とバックで下がります。

県営林道前山大明神線は、昨日の12/10から4月下旬まで通行止めとのこと。
■山梨県 県営林道通行規制情報
https://www.pref.yamanashi.jp/rindoujyouhou/kisei.php?id=58
ようやくターンを果たしたところで、前からソロのお兄さんの車がやってきました。
ゲートが閉まっていることを伝え、ターンするならここしかないですよと。
みなさまもGoogleのナビには煮え湯を飲まされた経験をお持ちかと思いますが、
ぜひお気をつけください。

ということで気を取り直して太刀岡山駐車場にやってまいりました。
先客がいるかと思いきや、貸し切り。気温は10度と、この時期にしてはかなり暖かいです。

村落の民家の脇を抜けたところに、登山口があります。

獣避けのゲートを開いてすすみます。熊の目撃情報(10/21)とありますが、
今年かどうかは不明なくらい年季が入っています。

太刀岡山は、のっけからひたすら急登が続きます。
なにしろおよそ1時間ほどで、標高差450mを稼ぐわけですから。
しかも登り始めは、ひたすらアキレス腱が伸ばされる、足の置き場も斜めの急登です。

準備運動もしないで登っていますから、アキレス腱が伸ばされてちょうどいい頃合いに、
岩が増えてきて、急登だけど足は水平に近い状態で置ける、登りやすい急登になります。

太刀岡山はクライミングで訪れる人も多い山です。
こんなオーバーハングを登る人がいるんですものね。
ボクも小学生のころなら登れたと思います。
何しろ上半身の筋肉が異様に発達していて、片手懸垂とか、登り棒を使って鯉のぼりとか、
体重の軽さと筋力のアンバランスさがなし得る大技をやっていましたから。

ところどころにある大岩には、ボルトが打ち込まれています。
休日はクライマーたちで賑わうのでしょうか。

急登をグングンと登って標高を稼いでいきます。
登りは得意というか好きなんです。下りは苦手ですが。
登りと下り、同タイムだったりすることもあります(笑)

落とし物でしょうか。「HELLO NRC AKITA DOG」とあります。
調べると、ゴルフのヘッドカバーでした。なぜ山中に落ちているのかは謎ですね。

山頂が見えましたよ。思ったより早く到着しました。

登山口から58分で太刀岡山(南峰)に到着。
コースタイムが90分とありますが、けっこう緩めの設定かもしれません。

太刀岡山山頂にて、敬礼っ!
太刀岡山山頂といいましたが、地図上ではこちらは「南峰」となっています。
ここから15分ほど進んだところが太刀岡山山頂となります。
しかしですね、あちらには山頂標がないんです。

南峰には、山梨百名山の山頂標と、

甲府名山の山頂標があります。
確かに標高は地図上の山頂のほうが高いですが、実質的な山頂はこちらといってよいでしょう。

山頂からは、富士山の素晴らしい眺望が。神秘的な美しさがあります。

ランチはホットサンド。実際にはコールドサンドですが。
具材は、ツナ、ディル、ピクルス、チェダーチーズ。
もう1枚は、3種のチーズと無塩せきハム。
山頂ランチは、つい楽をしてカップ麺をチョイスすることが多いですが、
たまには作って持ってくるのもいいものです。

さてさて、のんびりと富士見ランチを楽しんだので、下るとしましょう。

登りが急登だったということは、下りは急下りになるのは必然です。

とにかく落ち葉が大量に積もっていて、足元がまったく見えないので歩きにくい。
枝の上にのっちゃうと、すべりますものね。慎重に歩を進めます。

登山口ゲートに到着しました。
登山者数を把握するためのカウンターがあるので、登る前に押しておきましょう。

駐車場に到着。終始、我々のみの貸切状態。静かな山歩きを楽しみました。

せっかくなので、近くの金櫻神社を参拝します。

御神木の「ウコン桜」の時期(4月下旬~5月)に、水晶のお守りを受けると一生涯金運に恵まれるそうですよ。
山梨には金運神社として有名な新屋山神社もありますので、登山を兼ねて参拝するのもいいかも。
それではまた!(๑•̀ㅂ•́)و✧