三味線滝
2025年1月29日(水)
ルート:三ツ頭登山口~八ヶ岳神社~三味線滝~三ツ頭登山口
昨日の話。さてと。明日は久しぶりに蓼科山でも登りに行きましょうか。
と思い立って、てんくら(てんきとくらす)の蓼科山を見てみたんです。
アイヤー! 20mを超える強風予報。
その昔、冬山の強風で本気(まじ)で命の危険を感じたことがあったんです。
冬山の風は一番侮っちゃいけないものだと身に沁みて心に刻まれているので、別の山にしましょうか。
でしたら、八ヶ岳の南側なんてどうでしょうか。
カイヤー!
こちらも負けず劣らず強風模様。こりゃぁ、今日は登山日和ではありませんな。
しかしながら、少し歩きたい気分の今日。
ですから、風の影響を受けにくい、南斜面の麓付近を歩く「三味線滝」をチョイスしました。
ということで、小荒間にやってきましたよ。
冬期は車両通行止になりますので、登山口まで舗装路を歩きます。
ゲートが開いていれば、登山口手前まで車でいけます。
それにしても1月末だというのに、まったくのドライ路面。
この雪の少なさ、どうなっちゃってんでしょう。
しばし舗装路を歩き、小泉登山口にとりつきます。
山の上のほうからは、ビョービョーと風がうねる音が聞こえてきます。
さすがに、今日権現岳とか登っている人はいないでしょう。
こちらは木製のベンチ。見りゃわかりますが(笑)。登山口から8分くらいです。
なもんで、暖かい季節にはお弁当を持って食べにくることがあるんです。
これは今日じゃないけど、手軽に絶景を嗜みながらお弁当を楽しめるもので。
しばし登り八ヶ岳神社に到着。
祭神をふくめて、くわしいことは分からない神社なんです。
祠の後ろの松の木が、風でゆらゆらとゆすられています。
笹ヤブが多いのは、冬に風が強く過酷な環境であることを物語っています。
分岐点に到着。直進すれば権現岳。しばらく登ってないなぁ権現岳。
今日は右に向かい、三味線滝を目指します。
多くの樹に鹿除けが巻かれています。あやつら、樹皮を食べちゃいますからね。
それにしてもこの雪のなさは驚きに値しますね。
ちなみにこの写真は、2022年に登った同じルートです。
この案内板が見えれば、三味線滝はもうすぐそこです。
三味線滝が見えましたよ。
さすがに、滝の手前はアイスバーンになっていますね。
チェンスパを履いていないので、慎重に、慎重に。
滝に到着! 今冬の暖かさをしめすように、氷塊も小さくひかえめです。
三味線滝にて、敬礼っ!
さて、戻るとしましょうか。寒いので、ランチは家に帰ってから。
そして下りはルートを変えて。
こちらのルートは松一辺倒じゃなくて、雑木の表情がいくらか豊か。
眼前の南アルプスは雪雲の中。今日の近辺高山はどこもコンディション悪そう。
林道に合流しました。風がさらに上がってきています。
小泉登山口に到着。このすぐ横に「鐘掛松」があります。
鐘掛松も世代交代したようです。親木の切り株の真ん中から新たな松がのびています。
小荒間到着。感応式信号の反応が悪いので、帰りは指でボタンを押してください。
それではまた!(๑•̀ㅂ•́)و✧