神座山・春日山(山梨県笛吹市 1474m)
2013年7月28日(日)
ルート:鳥坂トンネル~鳥坂峠~▲神座山~鳥坂峠~▲春日山~鳥坂峠~鳥坂トンネル

6月初頭、釈迦ヶ岳から縦走予定だった道を間違えてしまって
踏めずじまいだった神座山から鳥坂峠への稜線。

今日は珍しく単独行のため、いつも一緒の相方が「私行かな~い」といっていた、
このルートを歩いてみることにしました。

登山口は新鳥坂トンネルの出口(石和方面から入った場合)の脇です。
車が数台停められるスペースがあります。

道路を渡った反対側にも駐車スペースがあるので、駐車に関しては心配ありません。
というよりこの山が混雑することはないので、もともと心配ありません。

山梨百名山「春日山登山口」とあります。
春日山は鳥坂峠から西へ進んだところにある山ですが、
今回は反対の東へルートを取る予定です。

新トンネル開通前に使われていた旧道を歩きます。

「芦川村」とあります。標識などはそのまま残されています。

5分ほど歩くと登山口が現れます。登山口には草が生い茂っています。

歩き始めはこんな感じ。写真で見るより実際は暗いイメージです。

10分ほどで、鳥坂峠につきました。左へ向かうと春日山です。
今日は目的の神座山まで進みます。

鳥坂峠まではやや薄暗い印象を受ける登山道ですが、
先を進むと明るい雑木林が広がります。

階段が整備されている場所もあります。結構前に作られたようです。

おお、神々しく光輝く開けたエリアが見えてきました!

そこに現れたのは、NHKの中継施設でした。

蝶さんこんにちわ!

「黒岳」とありますが、ここから歩いて6時間くらいかかりますよ。
この稜線は、神座山まで名前のついた山などがないので、
チェックポイントをつけるのが難しいですね。

明るい緑が素敵な雑木林の道を進んでいきます。

アンテナ発見。この山、アンテナとか施設とかが散見されます。

落葉と新緑のシンフォニー。日本社会もこうあるべきですね。

明るい緑でありながらも、密度の濃い雑木林が続きます。

お、岩石が現れました。岩が出てくるとテンション上がりますね。

あっ! マムシさん、こんにちわ!

雑木と岩がほどよく交じり合った気持ちのよい道を進みます。
神座山はもうじきでしょうか。

ジャン! 神座山到着です!
ここは山頂というより、普通の分岐点のようなイメージです。

釈迦ヶ岳は相変わらずいいカタチしてますね!

前に来たときも思ったのですが、神座山はハエが多い。
ハエの飛び交う羽音が、五月蝿いと感じるほどです。
ゆっくり弁当食ったりできるような環境ではありません。

ということで、目的の未踏の稜線ルートを踏めたので、
ハエの集団から逃げるように折り返します。

岩場を降りていきます。
そういえば、行きに出会ったマムシさんはまだいるかしら。

あ! いた! マムシさん、こんにちわ!
こっちを睨んで、いまにも飛び掛りそうな勢いです。
実際にマムシは飛び掛ってくるようなので、危ないところでした。

赤く染まったカエデが綺麗。

美しい雑木林をすすんでゆきます。

見上げるとそこには、グリーンファンタジーの世界が広がっています。

ここはNHK中継施設の手前。
そろそろランチタイムなのですが、実は、車で登山口に向かう途中、
なにやら美味しそうなお蕎麦屋さんの看板を目にしたのです。

うーむ、蕎麦喰って帰るのも捨てがたいなぁ、と考え、
ここは行動食を軽く食べて先を急ぐことにしました。

膳は急げ!

鳥坂峠に戻ってきました。時計を見ると、11時50分。
うーむ、せっかくここまで来たし、春日山往復で2時間くらいか。
蕎麦屋は15時までやってるし、春日山にも登ってくるか。

と、悪魔が囁き、結局、春日山にも進むことにしました。

この山域一帯は、NHKが牛耳っているようです。

雑木の雰囲気は、先ほどの稜線に似ていますね。

春日山方面と出ました。気温が上がってきていて、さすがに暑いです。

まずは春日沢ノ頭に到着です。実はここ、引いて見てみると・・

アンテナ祭り! せっかくよい雰囲気の山なので、少々残念です。

春日沢ノ頭からは、一旦下ります。

その後、登ります。正直、お腹が減っているのですが、
ここで食べちゃうとせっかくのお蕎麦が台無しなので、
わずかな行動食で飢えをしのぎます。

おひょー、これまた巨大なアンテナ出現。

「春日山山頂に至る」とありました。
おお、さすがにここが山頂だったら興ざめするところだった、
とホッと胸を撫で下ろしたのでした。

春日山山頂です!
そして振り返るとそこには・・

えー、ウソー! さっきのアンテナですよ、すぐそこに!
これは早く戻ってお蕎麦を目指すしか挽回する策はない!

春日沢の頭にワープ!

鳥坂峠にワープ!

間に一枚はさんで、

おつかれさまでした!

お蕎麦っ! お蕎麦っ!

暑空の下、わずかな行動食で歯を食いしばって歩いてきた苦労が、
ようやく報われる時がきたようです。

はやる気持ちを抑えながら、蕎麦屋へ車を走らせます。

お蕎麦屋さんに到着しました! 「右楽」というお蕎麦屋さんです。
もう午後2時を過ぎているというのに、お客さんが結構います。
これは期待できそうです。

この暖簾の向こう側には、ご褒美が待っていることでしょう!

「こんにちわ~♪」

と暖簾をくぐると、女将らしき女性が間髪入れず、

「ごめんなさい、今日お蕎麦売り切れちゃったの
 また今度来てくださいね」

えっ、それってどういうことですか?
つまり、お蕎麦が売り切れちゃったってことですかね?

もう、頭の中真っ白です。

空腹のお腹を押さえながら、目に涙を浮かべて
お蕎麦屋さんを後にしました。

■参考タイム(※単独のため少しペース早めです)
【トータル】5時間55分
鳥坂トンネル →(16分)→ 鳥坂峠 →(1時間58分)→ 神座山 →(1時間37分)→ 鳥坂峠 →(55分)→ 春日山 →(57分)→ 鳥坂峠 →(12分)→ 鳥坂トンネル