2018年2月10日(土)
ルート:信州峠→▲横尾山 ⇔ピストン
飯盛山(平沢山)、入笠山、高登谷山、横尾山。今のところ近場の軽山は4つ。
あと2つくらいバリエーションを増やしたいですね。
あ、あと日向山か。最近登ってないけど。
ということで、最近お気に入りの横尾山。
お気に入りといっても今日で3度目ですから、まだ言うほどではありませんね。
信州峠が登山口となっています。
信州峠といいながら、住所はギリギリ山梨県北杜市なんです。
駐車場には全4台。花の季節なんかは混雑してもおかしくないです。
雪のつき具合はこの程度。
登りはアイゼン不要です。下りは斜度のあるところはアイゼンがいるかもしれません。
今日は午後から曇り予報。
午前中は気持ちのよい天気で、のんびり登山日和です。
むしろ、登りでは冬装備だと暑さを感じるほどでした。
富士山が見える最初のスポット。
そんな富士山には、かなりの笠雲がかかっています。雲内は荒れていることでしょう。
南アルプスから八ヶ岳にかけても、雪雲がかかりはじめているようです。
カヤトの原。一番景色のいいところです。
信州峠からは1時間。横尾山山頂までは30分。
ここで弁当食べて折り返すという地元の通な方に今日も出会いました。
我々も地元民なので、
ここにランチに来て横尾山は登らずに戻るなんて通ぶったこと、今度やってみたいと思います。
ここからは浅間山もよく見えます。
天気もいいですので、せっかくの横尾山山頂まですすみましょう。
横尾山は30分ごとに表情が変わって1時間半弱で山頂に登れ、
高低差も少ないので、軽山としてはほぼ理想的です。
これで、水場なんかあったら完璧です。
山頂が見えましたよ。
横尾山山頂に到着です。
「槍・豆腐岩」と気になる道標がありますが、それがこちら。
飯盛山へ縦走できるのですね。
雪が溶け、山道が乾いた頃に、信州峠から平沢峠まで縦走してみたいと思います。
ピストンせずに縦走する時に問題となるのが交通機関ですが、
2台の車で行ってゴール地点に1台を置きもう1台でスタート地点へ向かうという方法があります。
平沢峠から信州峠は車であれば20分ほどなので、車を取りに行く手間も少なく理想的です。
なんてことを夢想しながら、横尾山山頂にて敬礼っ!
最近、数年ぶりに山頂でカップ麺がマイブーム((C)みうらじゅん)です。
家ではカップ麺は食べないので、山限定というのが個人的にオツなところ。
実はこの元祖「カップヌードル」を食べるのは10年ぶりくらいなのですが、
食べてみて口から出てきた感想は「懐かしい〜」でした。ウマいではなく(笑
個人的には、トムヤムクンヌードルのほうが完成度が高いと思います。
そして、天気予報のとおり午後から雲がかってきました。
退散するにはちょうどよいタイミングです。
下りは滑るのでチェーンアイゼンを装着したのですが、
チェーンアイゼンは雪がある程度あるコンディションには向かないですね。
チェーンに付着した雪が雪を呼び、靴裏に雪が積もってしまうのです。
フルアイゼンも車には積んでおいたので、横着せずに持ってくればよかったです。
そうそう、フルアイゼンといえば、アイゼン持ってないけどほとんど雪山行かないからお金かけたくない、
という若手が人柱として購入した3,000円未満のフルアイゼン(笑)があるのです。
ラッカージュンって聞いたことないやん。しかも価格はグリベルやブラックダイヤモンドの1/8。
大丈夫かいなと思っていたところ、思ったよりもまともな作り。
サイズ調整も可能だし、雪よけもついている。
刃はかなり短くて前歯はほぼないので、厳冬期にアイスクライミングなんてのはもちろん無理ですが、
ちょっとした冬季の山に登るにはむしろ向いているのでは。
というのも、刃が短いので岩場などではまともなフルアイゼンよりもかえって歩きやすい。
雪よけがついているので、チェーンアイゼンのように雪が靴裏に積もって
ドクター中松のフライングピョンピョンシューズのようになることもない。
チェーンアイゼン買うなら、むしろラッカージュンのなんちゃってフルアイゼンなのではないか。
というより、自分でも買おうと思っちゃってるくらいのシロモノです。
フルアイゼン未満、チェーンアイゼン以上という、絶妙な位置づけです。
南アルプスには雲の隙間から神々しい陽の光が落ちています。
笙の音色を想起させますね。
チェーンアイゼンよりもラッカージュンのフルアイゼンかなぁなんて呟きながら。
駐車場到着。いい山ですね、横尾山。
おつかれさまでございます!