蓼科山(長野県)
2018年2月4日(日)
ルート:七合目登山口〜天狗の露地〜将軍平(蓼科荘) ⇔ピストン
もう、ずいぶんと見慣れた景色となってきました。
蓼科山も今回で15回目となりました。
つい同じ山ばっかり登っちゃうんですよね。
しかしながら田名網忠吉さんのことを思い起こすと、
1223回も男体山に登っているわけですから、
小生などヒヨコどころか卵どころかその前の段階にすら達していません。
ということで、白樺高原国際スキー場のゴンドラ乗り場へやってまいりました。
スキー場のゴンドラ乗り場は、登山客は場違いな雰囲気に包まれますが、
ここ、白樺高原国際スキー場はスキー専門のゲレンデ。
スノボ客に混ざってゴンドラに乗る時のような肩身の狭さはありません。
しばらくスキーはやっていませんが、また、滑りにきたいものです。
山頂駅を降り立ち、幸せの鐘の前でアイゼンを装着します。
本日のメンバーは、某社の旧ハイキング部の元メンバーと信州の山友Tさんの計8名。
いまでは、某社の社員が独りも居ないという不思議な面子の集まりとなりました。
そしていまのところ、なんとか山頂は見えているようです。
このまま天気が持ちこたえてくれることを祈ります。
さて、蓼科山を目指して出発です!
右手に見えているのは、ご存知、諏訪の「御柱祭」の御柱です。
まずは七合目の登山口まで歩きます。
無雪期は、この登山口まで車で登ることができます。
七合目登山口に到着です。
脱帽をして挨拶をしてから登りますよ。
皆で挨拶をしたら、陽が射してきました。
気持ちのよい樹林帯をすすみます。
雪山は、いつ来ても、何度来ても楽しいですね。
メンバーのCさん、ペースが上がりません。
きっと、日頃のお仕事の疲れが溜まっているのでしょう。
Cさんのペースに合わせて、のんびりと登ります。
「将軍平へ」の道標も見慣れてきました。
ここから振り返ると、素敵な景色を拝むことができます。
いまのところ、天気は持ちこたえているようです。
樹々の間からこぼれる陽光が、風に舞う雪をキラキラと照らしています。
「天狗の露地」で、この先の天候を占います。
うーん、雲がかっていますね。どうやら、雲行きは怪しいかもしれません。
将軍平を目指して歩を進める間にも、雪雲がかかってきました。
将軍平に到着です。
この頃には、雪がハラハラと舞い始めていましたよ。
山頂は完全に雪雲に覆われています。トレースもここから先は乏しいですね。
そして残念ながら、ここまでのペースとこの状況を鑑みると、山頂へは進めないと判断しました。
ここ将軍平で軽く休憩をとってから、下山することにしましたよ。
雪の降るなか、みんな(撮影者以外)で記念撮影。
もちろん、敬礼っ!
今年は雪が少ないですね。過去にはこの時期ですと、蓼科荘の看板が見えないこともありました。
さて、下りは筆者が先頭となり、ペースを上げて皆を引っ張ります。
筆者は雪の下りは速いので、ちょっと速度を上げると、ついてこれるのは最若手のY君と、
信州のTさんのみでしょう。
Tさんはシンガリをお任せしているので、Y君と2人で後ろを引き離しては停まって待つ、
を繰り返しながら、全体のペースを上げるようにして下りました。
そして皆無事に、登山口まで割と早いペースで下りてくることができました。
ここからはのんびりと、ゴンドラ乗り場まで、お喋りをしながら戻りましょう。
ゴンドラ乗り場に戻った頃に、空が晴れてきました。
まぁ冬山はそんなものですね。
山頂は踏めませんでしたが、冬の蓼科山を堪能することができました。
おつかれさまでございます!