燧ヶ岳(福島県南会津郡桧枝岐村)
2014年9月14日(日)
ルート:尾瀬御池登山口~広沢田代~熊田田代~▲俎嵓~▲燧ヶ岳(柴安嵓) ⇔ ピストン
昨日の会津駒ヶ岳に引き続き、尾瀬の百名山燧ヶ岳に参りました。
今年は珍しく百名山率が高いですよ。
尾瀬御池駐車場。1日1,000円ですが、地元に宿泊すると無料です。
駐車場から見える空の美しさだけですでにテンション上がります。
駐車場の一番奥が御池登山口入り口です。
手前側かと思ってかなり手前の方に車を停めた筆者は、素人ですね。
次回は深奥まで突き進みたいと思います。しかも奥のほうが空いてます。
登山口から木道を歩くと、すぐに分岐があります。
燧ヶ岳は左へすすみます。
苔生した岩に深い森、期待が膨らみます。
と思いきや、木階段があったりして、やはり尾瀬の香りのする登山道です。
昨日と打って変わって、嬉しい青空が私たちを祝福してくれているようです。
歩き初めて40分ほどで、尾瀬らしいステキな湿原地帯へと入ります。
池塘に映る景色がまた美しいではありませんか。
やっぱり晴れているとテンション上がりますね! 気持ちいい!
素晴らしい青空に月まで見えて、今日はいいことありそうですよ。
そして気づけば5合目。思ったよりも短いですね。
昨日登った会津駒ヶ岳よりもずっと人が多いです。
さすがは人気の燧ヶ岳。
この状況ですから、流れに身を任せて登りましょう。
火山らしい筋のついた山腹はそそられます。
しかし、山の天気と原宿駅前の横断歩道の信号は変わりやすい。
ガスが立ち込めてきました。
このあたりの象徴ともいえる、笹に囲まれた登山道。
気づけばいつの間にか9合目です。山頂はもうすぐでしょうか。
まずは俎嵓(まないたぐら)の山頂です!
東北最高峰の柴安嵓(しばやすぐら)はここから20分ほど。
でもその前に、尾瀬沼を見下ろしながらブランチです!
雲が増えてきましたが、シャッターチャンスは逃しません。尾瀬沼。
腹ごしらえもすんだので、燧ヶ岳(柴安嵓)を目指しましょう!
うーん、まだガスり気味です。
おっ、ちょっと雲が晴れました。
あちらに見えるのが、本日のメインディッシュ燧ヶ岳(柴安嵓)です。
尾瀬沼もその姿をまだ、見せてくれています。
そして燧ヶ岳山頂到着!敬礼っ!
眼下には尾瀬ヶ原が広がります。
残念ながら、見晴新道は立入禁止となっていました。
燧ヶ岳からの尾瀬沼。
さて、山頂をひとしきり堪能したので、戻るとしましょう。
と思ったら、次から次へと人が登ってきます。
登山は基本登り優先なので、なかなか下ることができません。
ようやく人の波が収まったので、俎嵓まで戻ります。
俎嵓に戻りました。人、多いですね。
燧ヶ岳は魅惑の湿原が多く、楽しいです。
人気の山なので登りは混雑しますが、下りはバラけるので
静かな登山(下山)が楽しめます。
空と湿原のコラボレーションが素晴らしいですね。
草紅葉もだいぶ紅葉がすすんでいます。
本気(マジ)、美しい!
時おり蛇紋岩の交じる岩場が、濡れていると足をすくわれそうで油断禁物です。
写真では分かりにくいですが、お化けのように大きな水芭蕉です。
御池駐車場先の分岐点まで戻ってきました。
御池登山口到着! おつかれさまでした!
■参考タイム(※食事休憩のぞく)
【登り】2時間47分
尾瀬御池登山口 →(1時間8分)→ 5合目 →(1時間17分)→ ▲俎嵓 →(22分)→ ▲柴安嵓
【下り】2時間28分
▲柴安嵓 →(16分)→ ▲俎嵓 →(2時間12分)→ 尾瀬御池登山口
【トータル】5時間15分