【登山メモ】高登谷山

高登谷山
2025年2月16日（日）
ルート：高登谷山登山口→天狗岩→▲南峰→▲高登谷山山頂→高登谷山登山口

(C)YamaReco らくル～ト

いや昨日の話なんですがね。

スノーシューハイクを楽しもうと「八子ヶ峰（やしがみね）」にやってきたんです。

大人気の蓼科山の女神茶屋登山口から登るのが王道なんですが、
なにせ駐車場が満車すぎて、かなり下のほうまで下がっても満車、
どこにも停められないじゃないですか。ぷんすか。

っていう目に合うのが目に見えていたので、
今回はじめて、白樺湖ロイヤルヒル側から登ろうとやってきたんです。

ただ、冬期にこっち側から八子ヶ峰を登る人って、ほぼいないんですよ。
ですから、全然踏まれていない新雪をすすむ必要があるわけです。

ですが、序盤でこの雪深さ。これをひたすらラッセルして稜線に出て、
さらに深い雪道をすすむなんて、そんなど根性は我々にはありません。

気楽に気軽にスノーハイクが楽しめるのが八子ヶ峰のウリですから、
こんなの八子ヶ峰じゃないっ！

ということで、早々にあきらめて撤退しました。

みなさんもあきらめるなら、早いほうがいいですよ（笑）

ということで今日。地元女子友とわれわれの３人パーティで「高登谷山」に登ります。
待ち合わせは高登谷高原野外ステージ前駐車場。

蓼科山女神茶屋駐車場とはちがって、100％余裕で駐車できます。
地元の人もあまり登らない、マイナーな山ですから。こういう山好き（笑）

そして女子友は初の高登谷山。ダンプの軽トラを転がしてやってきました。
薪ストーブが家にある人は、ダンプの軽トラがあると重宝しますよ。

さてまずは別荘地から歩き始めます。

山に入って様子を見ながら、必要がありそうならチェンスパを履くつもり。

思っていたより全然雪が少ないです。これならノーマルシューズでいけそうです。

厳冬期の２月とは思えない面持ち。しかも気温が６℃もありますよ。

雪がないのは歩きやすいですが、どうせなら冬山らしく雪がほしいところ。

日陰の斜面には雪が残る場面もありますが、ごくわずかです。

高登谷山はわりと岩が多くて、いがいと表情が豊かなんです。

厳冬期の腹積もりだったので、ときおりふく風が、気持ちよく感じるほどです。

天狗岩に到着しました。写真ではほぼわかりませんが、うっすらと、富士山が見えていますよ。

こんな雪がつもった岩場にロープなんて場面もありますが、ごくごく一部。

なにしろ、チェンスパなしで登っていますからね。

そして高登谷山南峰に到着。

上空右上に白い点が写っていますが、これ、UFOなんですよ。
写真だと小さすぎてわかりませんが、見た目は飛行機型なんです。

ただ、まったくの無音、飛行機雲もなく、機体は白く発光しています。

７年前にもUFOに遭遇しましたが、その時は、飛行機の主翼が片方しかありません。
音もしないし飛行機雲も出ないし光ってるし主翼が片方しかないし、なんだろ。

と思って見ていると、ニョキニョキっと、もう片方の主翼が生えたんです（笑）
あぁ、なるほど、飛行機に擬態をしているUFOなのね、とその時思いました。

ですから、あ、あの時と同じ飛行機擬態型のUFOだ、とすぐにわかったんです。

わーい、久しぶり～と、おおきく手をふりました。

そして懐かしげに、しばらく見ていると、２つに分裂したんですよ。
１体は飛行機型を保ち、もう１体は楕円形の、いかにもUFOっぽいかたち。

それぞれ方向を変え、飛行機型のほうは急下降体制に入って高度を下げていき、
そのままスウッと消えました。

楕円形のほうはゆっくりと八ヶ岳上空に向かって飛んでいき、
いつの間にか見えなくなりました。

３人で同じものを見ていたので、幻でないことは確かです（笑）

なんか、うれしいですよね、久々に会いにきてくれたみたいで。

ということで、すっかりUFOを堪能したので、本峰へと向かいましょう。

例年は本峰と南峰をむすぶ稜線に深く雪がつもって、行き来ができなくなります。
なにしろ尾根の一部が狭いので、雪庇から滑落する危険性も高いですし。

ところが今日は、そんな危険も感じることなく、本峰へと向かえそうです。

南峰からの出足をクリアしてしまえば、あとはあぶない箇所はありません。

ふりかえって、金峰山、瑞牆山、そして富士山。ここも素敵なビューポイント。

すこし歩くと、本峰の山頂が見えました。

高登谷山山頂に到着です！

敬礼っ！

そして空を眺めると、八ヶ岳の上に大きな龍雲が立ち昇っていました。

龍の顔が見えるでしょうか。龍雲はたまに見ますが、これほど大きな龍雲ははじめて見ました。

おしゃべりをしながら、ひとしきり眺望を楽しんだので、下山することとしましょう。

いやぁ、今日はUFOに逢えたし、龍雲も見られたし、楽しかったなぁ。

急な斜面は斜めにジグザグくだりましょう。

別荘地に直結している登山口までおりてきました。

あとは別荘地内をしばらく歩き、スタート地点の駐車場までもどります。

スタート地点の駐車場まで戻りました。おつかれさまでやんす！

女子友はここは初めてなので、野外ステージを見学。

川上村の村章のうえに、大きなスズメバチの巣がありますよ。

そしてせっかく川上村まで来ているので、帰りはナナーズ川上店でお買い物。
扱っているお店が少ないブランド豚の太郎ポークは、ぜひ一度お試しいただきたい逸品です。

それではまた！(๑•̀ㅂ•́)و✧