御座山
2020年12月27日(土)
ルート:栗生登山口〜不動の滝〜▲御座山 ⇔ピストン
ご存知の方も少ないかと思いますが、御座山の栗生口が2019年の台風19号の影響で林道および登山道が崩落、登山禁止になっていたんです。
さらにご存知の方も少ないかと思いますが、2020年11月にこの林道および登山道の改修工事が完了して、登山ができるようになっていたんです。
ということで、昨日登ろうと思った御座山ですが、おもったよりも風が強くコンディションはよくありません。
急遽、行き先を横尾山に変更した昨日の翌日つまり今日、御座山にやってきました。
あら、誰もいませんね。もう9時を過ぎてますから、誰かいるかと思ったのですが。
前回登ったのは台風19号が猛威を振るう1ヶ月前、
2019年9月のことですので、1年3ヶ月ぶりの御座山です。
それでは、さっそくまいりましょうか。
沢沿いの登山道は崩落してしまったため、
新たな登山道が作られていました。わりと急登ですね。
こうしてまた栗生口から御座山に登れるのも、
南相木村役場および関係者の方々のおかげです。ありがとうございます。
ここは見慣れた景色。もともとの登山道に合流しました。
と思ったらまた、新たな登山道。
沢沿いの道は全滅してしまったようです。
不動の滝に到着。
不動の滝にアクセスする道も崩落しており、新たなルートが切られていました。
想像以上に被害が甚大だったようです。
こちらは落石ならぬ落氷。滝から落ちたのでしょう。
こんなものが直撃したら、あの世行きです。
落ち葉の下がガレているので、なかなか歩きにくい。
山頂まで500mの案内出ました。
厳冬期はガチガチに凍っていて怖い鎖場ですが、
昨年に引き続き今年もいまのところ温かいので、
まるで秋のような様相です。
樹林帯に入ると、ガラリと山の氣が変わります。
ちょうど、鳥居を抜けて神社の境内に足を踏み入れたときのような、
そんな感覚です。神気ですね。
御嶽神社の祠にごあいさつ。
ここまでくれば、山頂までは20分ほどです。
チェーンスパイクを着けるか悩ましいコンディション。
慎重に、丸腰ですすみます。
スパイクが無いと、手に汗握ります。
大人しく着けろよという話ですが(笑)
イワカガミが群生しています。
来年、花開くころが楽しみですね。
避難小屋到着、山頂はすぐそこです。
ヤッホーイ!
御座山は、道中の眺望がほぼ無いので、
初めて登る人はこの突然360度開ける大眺望とのギャップに感動するようです。
我々の後に登ってきた、御座山初登という男子が歓喜していました。
お久しぶりでございます。
御座山山頂にて、敬礼っ!
いやー、今日は冬らしい素晴らしい眺望ですよ。
風も穏やかだったので、しばし山頂を堪能しました。
さてさて、そろそろ下るとしましょうか。
200名山の御座山ではありますが、マイナーな山で静かな山行が楽しめます。
というか200名山は、こうした隠れた名山が多い気がしますね。
今日はランチを持参していないので、下ってからどこかで食べる予定です。
駐車場に到着です。
この後、ランチに向かったのですが、
何度も前を通っていたのにいままで気づかなかったお店がありました。
それが、「里山ダイニング PachaMaMa」。
地元の食材を使った、伝統料理や創作料理がいただけます。
今回はおすすめの「季節の山菜とイワナのセット」をいただきました。
あとはご飯とお漬物、お味噌汁がつきます。お米やお味噌も自家製。
地のもの旬のものをいただくと、身体がいちばん喜びますね。
カレーやそば粉のガレットも美味しそうなので、
次回は別メニューをぜひいただきたい思います。
ごちそうさまでした(◕ᴗ◕✿)♪