シンプルに考える
森川亮
ダイヤモンド社
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注文した覚えは無いけれど、Amazonから本書が届きました。
よくあることなので、気にせずに読んでみました。

あのLINEの元社長である森川亮氏初の著書です。

LINEといえば飛ぶ鳥を落とす勢いで、
もはやなくては生活が成り立たないライフインフラの一部、
という人も多いと思います。

しかしながら私自身は、LINEやってないんすよ(笑

なので、なぜ本書を注文したのか、
思い出せない悶々とした気持ちを抱きながらも、
一気に読み終えてしまいました。

どんな人におすすめかというと、
会社経営者や組織運営に携わる役員や管理職、
の人たちにおすすめであろうと思います。

しかしながら私自身は、経営者や役員や管理職
じゃないんすよね(登記上の役員ではありますが)。

なので、なぜ本書を注文したのか、
ますます思い出せない悶々とした気持ちを抱きながらも、
一気に読み終えてしまいました。

「ビジョンはいらない」
「計画はいらない」
「情報共有はしない」
「モチベーションは上げない」
「差別化は狙わない」
「イノベーションは目指さない」
「経営は管理ではない」

など、従来の方法論とは真逆の「つかみ」が、
「はじめに」に記されています。

もし経営者層である貴方が本屋で本書をパラ読みをしたら、
思わずカゴに入れてしまいたくなる衝動を、
抑えるのが難しいかもしれません。

つかみはオッケーという「はじめに」の理想形でしょう。

しかしながら、テーゼは非常にシンプルで、
現場は「ユーザーのために全力を尽くす」
経営は「現場がとことん仕事に集中できる環境を守る」
ということに集約されます。

これを具体的にどのように実践していくか、
そしてこれを実践した結果生まれたのがLINEであり、
株式会社LINEの組織改革の道程が描かれています。

大企業病に陥ってしまっている企業経営者や、
組織の硬直化に頭を痛める管理職の方は、
ハッとさせられる場面が多いかもしれません。

余談ですが「ユーザー」という呼び方が頻出するのですが、
もちろんLINEの利用者を想定しているので
そうなるのは自然ではあるものの、やや鼻につきますね(笑

これは単純に「お客様」などに読みかえれば済む話だが、
ユーザー、ユーザー、と書かれると、
なんかサービスを使わせてもらってる側みたいな印象を受けます。

違和感を持たない人のほうが多いかもしれませんが、
ちょっとだけ気になりました。

LINEを成功に導き、
社長を退任して著者が始めた新しいサービスが、

女子のための動画ファッションマガジン
C CHANNEL

です。

動画はこれからさらに伸びる分野だと思うし、
コンセプトは面白いと思います。

現段階ではやや閑古鳥感も否めないのですが、
果たしてこれをどう伸ばしていくのか、
本書を読んだおかけで、こまめにウォッチしたくなった次第です。

まったくの余談ですが、「閑古鳥」とはいわゆる
「カッコウ」のことです。