八ヶ岳南麓在住。里山好きのおじさんのブログでありんす。

【登山メモ】横尾山

高登谷山が登れなくなってしまったので、ちかくの横尾山に登ることにいたしました。。

横尾山
2025年9月27日(土)
ルート:信州峠~カヤトの原~▲横尾山 ⇔ピストン

横尾山ルートマップ
(C)YamaReco らくル~ト

それにしても今年の夏は暑かったですよねぇ。

低山中心の里山おじさんとしては、夏は登山シーズンじゃないのと、
8月下旬から9月一杯は珍しく(本当に珍しく)忙しかったこともありまして。

前回の山行から2ヶ月以上も日にちがあいてしまいました。

久々の山行は、マイナーな山「高登谷山」に登ります。

最近のアウトドアブームのためか、八ヶ岳などメジャーなエリアの山は、
駐車確保が難しいくらい混んでるので、あまり足が向きません。

さて、なまった身体をほぐしていきましょう。またUFOに会えるかな。

高登谷山

安定して空いている駐車場。
久々の山歩きなので、のんびりと参りましょうか。

高登谷山

あらっ、「高登谷山」の案内表示が隠されています。

高登谷山

「通行禁止」ですって。橋とか道の崩落でもあったのかしら。

週明けに、川上村役場に聞いてみよう。

【※後日、村役場に電話しました】

村役場では特に把握はしていないそうです。
私有地なので、住人の誰かが勝手にやったものかも。

実は高登谷山、くるり周遊できるルートになっていて、
もう一方から登ることもできるんです。

でも、もう一方のルートって、そんなにおもしろくないんです(笑)
ですから、近くの横尾山に行き先を変えることにしました。

高登谷山駐車場から車で7分。やってまいりました信州峠。

高登谷山

えっ!まさかの大型バスが停まっています。

駐車場は2台ほど空いているものの、バスが前にいて、
その空きスペースには30人くらいの人がワラワラいるというカオス状態(笑)

待っていると団体さんの後塵を拝することになるので、路肩に駐車しました。

高登谷山

それでは久々の横尾山、あ、今年の1月に登って以来 です。参りましょうか。

高登谷山

秋らしい清々しい空気感、そして美しい緑。

そういえば、9月に横尾山に登るの初めてかしら。
と思って調べたら過去に登っていました。

5月,6月,7月以外の月は登っているようです。

高登谷山

残念なことに高登谷山に登れなくなってしまったので、
今後は横尾山に登る機会がふえそうです。

高登谷山

ぼちぼち岩場もあって、苔生したエリアもあって、表情豊か。

高登谷山

カヤトの原に出ました。まさに文字通り一面のカヤ。

高登谷山

この時期はススキが隆盛を誇っていて、青空にその造形が映えます。

高登谷山

ちょっと五月蝿いくらいのススキ。空きれい。

高登谷山

今日は富士山も、ちかくの八ヶ岳も雲の中。

眺望はもう一つでも、この秋の清々しい氣は最高です。

高登谷山

このあたりは、北八ヶ岳を彷彿とさせるような雰囲気。

高登谷山

ごく一部ではありますが、紅葉が始まっています。秋ですね。

高登谷山

久々の横尾山。山頂がお目見えしましたよ。

高登谷山

山頂に到着です!

後ろの団体さんはまだ到着しないので、山頂独りじめ(正確にはふたりじめ)。

高登谷山

横尾山山頂にて、敬礼っ!

そして山頂でランチをして、しばらくした頃合いに団体さんが到着することでしょう。

道中あの人数とすれ違うのはアレなので、到着を待ってから下山することにしました。

高登谷山

やってまいりました団体さん。話を聞くと、33名のパーティだそうで。
横尾山がこんなに賑わうのは滅多にないことでしょう。

東京の山好きが集って、佐久の宿に泊まって、宿のバスで信州峠まで連れてきてもらったと。

明日は麦草峠にバスで連れて行ってもらい、茶臼・縞枯山を登って北横岳ロープウェイで下りて、
そこでバスに拾ってもらう計画だとか。

バスがあると、ピストンではなくて縦走できるのがいいですよね。

高登谷山

そんな話をしているうちに、あらかたメンバーが山頂についたようなので、我々は下山開始。

高登谷山

そうそう、みなさん前期高齢者から後期高齢者の熟年倶楽部でした。

いくつになっても、仲間で集まって山歩きを楽しめるのはいいですね。

高登谷山

山を歩くと、あり体ですが心も身体もリフレッシュできます。
それと、瞑想のような効果があるんですよね。

特に登山は身体に負荷がかかるので、自然と無心になりやすいです。
都会の部屋で瞑想しているよりも、よっぽど深い状態に入れるので、おすすめです。

高登谷山

ワーイ、カヤトの原。

眺望は山頂よりもいいので、山頂から戻ってここでランチもおすすめです。

高登谷山

今回は2ヶ月以上ぶりの山行でしたが、また冬に向けて機会がふえるでしょう。

雪山登山も、瞑想にはもってこいですよ(笑)

高登谷山

登山口に戻ると、まさかのバスが駐車場に停まっていました。

運転手に声をかけると、南相木村の宿とのこと。佐久じゃないのか。名刺を頂戴しました。

「閑静荘」という宿です。

■閑静荘ウェブサイト

ウェブを見ると、完全に学生の合宿向けの宿といった面持ちですね。

熟年ともなれば、おいしいご飯を食べて、のんびり温泉につかって、
という旅が相場ですが、まさに「登山合宿」を楽しめるなんて素敵です。

そういえば、みなさん、みんないいお顔をされていました。
60歳を過ぎたら、顔に出る生き様は隠せませんから(笑)

それではまた!(๑•̀ㅂ•́)و✧