スネークマンショーといえば、まず、ファーストアルバムであるこのアルバムが基本でございましょう。とりあえず1枚という方にはコレをオススメします。
盗聴エディ P-1
「もしもし?悪いけど今日そっち行けなくなっちゃったよ」
「エディ?」
「いやポールたよ、ポール!エディって誰のことだよ!」
で始まる盗聴エディ。みんなで集まって(たぶん麻薬の類を)やろうとしているところに
警察からのガサ入れの情報をつかんだポールが電話を入れるという設定。
スネークマンショーは麻薬を題材にしたコントも多い。
盗聴エディ P-2
盗聴エディ P-1の続き。
「いいか、この電話な、盗聴されてんだぞ!お前らそこにいると全員ヤバイんだよ!」
「エディ? 小林とね、伊武とね、桑原はね、初めて今日ヤるんだって」
「分かっ、って何をヤるんだよ!」
具体的な(実在する)名前が次々と出てくるのも笑いどころ。
はい、菊池です(〜7人の刑事)
「よし、ここにサインしろ!」
「イ、イエス!」
スネークマンショーを代表するコントのひとつ、別名「ポールマッカートニー取調室」。
1980年1月16日にポールマッカートニーが大麻所持で逮捕されたのを受け、
わずか13日後の1月29日にラジオで放送された。
アルバムに収録されているのはそのリメイク版。
麻薬捜査官の菊池のもとに、マッカートニーのサインを求める先輩や上司から
次々と電話がかかってくるという設定。
盗聴エディ P-3
盗聴エディ P-1&P-2とは別もの。電話の相手が犬になっている。
「いいか、この電話な、盗聴されてんだぞ!」
「ワン!」
ストップ・ザ・ニューウェイヴ
「あのさぁ、Y.M.O.と書いて、何て読むか知ってる?」
プレーヤーマガジンのメンバー募集で集まったバンド「Y.M.O.」。
初顔合わせで、伊武雅刀奮するリーダー兼ボーカルと、
言うことをきかないバンドメンバーとの間で繰り広げられるバトルを描いたコント。
「君のボディーはノーボディ!ノーボディ!」
個人的にはこのアルバム中ベスト・トラックw
急いで口で吸え
このアルバムを「急いで口で吸え」と記憶している人もいるだろう。
アルバムのタイトルトラック的な位置づけのコント。
スネークマンショーが面白いという人の中でも、この「急いで口で吸え」は、
どこが面白いのかいまいち分からないという人がいる。
またこれが面白いという人の中でも、人それぞれツボが違うという懐の深いコント。
シンナーに気をつけろ
「おう亀、シンナーに気をつけてカベ塗んな!」
「わかりました、親方!」
だんだんとラリってくる様子が楽しい。
ちなみに、「おう●●」で、何と言っているか議論になったことがある諸兄も僅かにいると思うが、「亀」が正解。
正義と真実
「地元のみなさま、正義と真実の人、桑原茂一でございます」
「その通りでございます」(パチパチパチパチ)
のどかな昼下がり、選挙運動をする桑原茂一(声は伊武雅刀)と、
地元のちり紙交換とのやりとり。
咲坂と桃内のごきげんいかが ワン・ツゥ・スリー
おそらく日本で初めてアルバムに収録されたJ-RAP。
スネークマンショーを代表するキャラクターである、畠山桃内(伊武雅刀)と
咲坂守(小林克也)の掛け合いが、素晴らしい。
Here we go ! everybody come on Rocken'roll !
You and me , Me and you ,Let's Rocken'roll !
これなんですか
スネークマンショーといえばまずコレを思い浮かべる人が37%(当社調べ)というほど、
代表的な作品。
(伊武)「これなんですか?」
(咲坂)「あ、それはコンドームです」
(伊武)「ぁあ、そうですか」
(咲坂)「お使いになられますか?」
(伊武)「まさか!」
ごきげんいかが アゲイン
「ごきげんいかが ワン・ツゥ・スリー」のリミックスバージョン。 |