八ヶ岳南麓在住。里山好きのおじさんのブログでありんす。

【登山メモ】富士山(御中道)

富士山(御中道)(山梨県 2300mくらい)
2013年10月27(日)
ルート:富士山五合目(河口湖口)~御庭~滑沢~大沢崩れ ⇔ ピストン

そうだ、富士山 行こう。

ということで、スバルラインの紅葉が美しそうだったので、
富士山に行ってきました。もちろん、五合目までは車で向かいます。

富士スバルライン一合目。標高1405mです。
陽向きの関係で木々は影っていますが、素敵な紅葉具合です。

富士スバルライン二合目。標高1596m。ところどころに萌えるような赤。

富士スバルライン三合目。標高1786m。背の高い木々の上部が紅葉しています。

富士スバルライン四合目。標高2045m。
ちょうど、植生の変わるところで紅葉の少ないエリアになります。

富士山五合目到着! 狙いどおり、紅葉のタイミング的にもいいかもしれません。
気温は氷点下2℃。身体が冬慣れしていないので寒いっす。

朝7時20分だとまだ駐車場ガラガラ。帰りはもちろん満車になっていました。

そして今回歩くのは御中道(おちゅうどう)。
その昔は富士山の周囲をぐるりと一周する道で、修行に利用されたとか。
現在は一部を残して廃道になっています。

御中道は富士山を登るのではなく周囲を歩くので、標高差がほとんどなく、
のんびりと景色を楽しみながら歩くには最適のコースです。

ルートがほぼ森林限界に沿っていて、その独自の植生を鑑賞しながら、
富士山ならではの溶岩石を踏みしめながら、素晴らしい眺望を望みながら、
鮮やかな紅葉も楽しめるという、まさに今が旬の贅沢なコースです。

御中道の入口はバス停のすぐ横。目立つのですぐに分かります。

さてさて、参りましょう。「御中道自然探勝路」とあります。

石畳が続きます。
石畳の上は歩きにくいので、律儀に上を歩かなくてもいいですよ。

5分ほどで森を抜けると、目の前が開けます。北斜面なので、早朝は寒いです。
コメツガが素晴らしく紅葉していますね。

左手を見上げると富士山頂。無雪です。

いつも思うのですが、富士山って近くで見ると、小さく見えますよね。
もちろん中腹から見上げているということもありますが。

遠くから見たほうが、富士山は大きく見えるんです。
直接匂いをかぐより離れたほうが香るキンモクセイと同じですね。

つららが寒そう。これだけ寒いと、鼻水を想起しますね。

見事にそして鮮やかに紅葉しています。空の青に映えまくりです。
今日は天気がよくてよかった。

本栖湖が紅葉に映えます。今日は眺望もバッチリですね。

美しい紅葉と眺望を堪能しながら、じっくりと進みます。

御庭の東屋です。いかにも富士山らしい溶岩石がそそりますね。

タイミングが合えば、ここでお弁当なんていうのも素敵です。

それにしてもなんというか、ゴールド色なんですよね、紅葉の色が。

現在は廃屋となっている御庭山荘のトイレ。
二個づつ向かい合っているのが面白いです。

五合目からこの御庭山荘までのんびり1時間かけて歩きました。
普段歩いている人のペースだと、おそらく40分くらいで歩けると思います。

御庭から少し下ると、御中道口の標識があります。
ここから、樹林帯に入っていきます。

樹林帯の紅葉はごく一部。はじめから紅葉しない植物もあります。

滑沢到着! 前半にもあったこの開けた感じ、これぞ御中道!
それにしてもコメツガの紅葉がまるで黄金のように光輝いていますよ。

ふたたび樹林帯に入ります。樹林感と開放感、交互に味わえます。

一番沢です。ここまでくると、大沢崩れまではあと1kmちょいです。

足元を彩る紅葉もまた、絵になる季節です。

風の吹きぬける北斜面と違って、西斜面にあたるこちら側は、
雑木の多い植種豊かな森になっています。

じゃじゃん! 大沢休泊所到着です! 紅葉が巣晴らしすですね。

バイオトイレ完備なので、もよおした方も安心です。

左手坂を下ると『大沢崩れ』とあります。
この「左手坂を下ると」の文字が小さいので、ここが大沢崩れかぁ、
などと引き返してしまわないようにご注意ください。

大沢崩れへは往復で5分ほどです。

大沢崩れ! 残念ながら崩れ感を写真に収めることはできませんでした。
さて、突先まできたので、来た道を引き返すことにします。

大沢休泊所に戻ってきました。

日が昇り、西斜面にも陽光が射しています。
よりいっそう紅葉が鮮やかに映し出されます。

赤い紅葉といえばナナカマド。実も葉も鮮やかに赤まっています。

仏石流し! 所々に現れる傾れゾーンが素敵です。

樹林帯を間にはさんで…

滑沢! 標高は2409mです。五合目との標高差は約100mですね。

せっかくなので記念撮影。俺足短かっ!

さてさて、先へすすみますよ。

御中道口へ戻っててきました。
今から登るという老年パーティとすれ違い。

御庭を目指してすすみます。それにしてもいい天気。

御庭山荘。左側に見える建物が件のトイレ跡です。

御庭の東屋。

御中道は先ほどの御庭山荘跡と、あとはこの場所へ、
スバルラインから直接ショートカットして登れます。

ただ、お弁当を食べに登ってくるならともかく、
歩くためにくるのであればぜひ、五合目からの往復をおすすめします。

というのも、五合目から御庭までの道が、一つのハイライトだからです。
ショートカットをしてしまうと、美味しいとこ取りの逆になってしまいますよ。

自分撮りしたら富士山頂を隠してしまった筆者。

ところどころに、土石流防止壁が散見されます。何かのゲームのようです。

背の低いシャクナゲや乱れる白樺の様が、環境の厳しさを物語っています。

そろそろ、スタート地点の富士山五合目が近くなってきました。

五合目の建物が見えてきましたよ!

わーい! おつかれさまでした!

■参考タイム(※食事時間のぞく)
【登り】2時間22分
富士山五合目 →(1時間)→ 御庭 →(37分)→ 滑沢 →(40分)→ 大沢休泊所 ⇔(往復5分)大沢崩れ
【下り】1時間54分
大沢崩れ →(40分)→ 滑沢 →(34分)→ 御庭 →(40分)→ 富士山五合目
【トータル】4時間16分