八ヶ岳南麓在住。里山好きのおじさんのブログでありんす。

【登山メモ】飯盛山(めしもりやま)

飯盛山(めしもりやま)と読みます。白虎隊自刃の地で有名な飯盛山(いいもりやま)ではありません。

飯盛山(長野県)
2016年3月26日(土)
ルート:平沢峠駐車場 〜 ▲飯盛山〜▲平沢山〜平沢峠駐車場
※ルート地図はヤマレコからお借りしました。

白虎隊自刃の地として有名な会津若松の飯盛山(いいもりやま)。

てっきり、こちらの飯盛山も「いいもりやま」かと思っていたら、
「めしもりやま」でありました。

長野県の南牧村、野辺山近辺にある、小さな山。
ご飯を盛ったような山容から「めしもりやま」と安易に名づけられたようです。

まあ小さな山といっても1643mで、本家(?)飯盛山は314mですから、
標高だけでいえば圧倒的にめしもりやまの勝利ですが、
やはり数字ではないということなのでしょう。

って、デジャブ?

と思ったらデジャブではなくて、
先々週も登ってましたよ飯盛山(めしもりやま)。

蓼科山

先々週はたっぷり雪がついていたのですが、
今日は、完全に雪が溶けたあとに、
昨日降った雪がついたのでしょう、という面持ちです。

というか、今も少し雪がパラついています。

それにしても、天気がいいわけでもなく、
雪山が楽しめるわけでもないのに、
物好きかと思う向きも中にはいらっしゃると思いますが、

本日、午後からこの近くで予定が入っておりまして、
つまり、その前にサクッと登っておこうと思った時に、
まさにそんな用途にピッタリなのが、この飯盛山というわけです。

なにせ往復で2時間でお釣りがくるという道程です。

蓼科山

昨日降ったであろう雪は、地面をうっすらと化粧しています。

そしてこの雪をふうわりと樹々がやさしく纏い、
まるで花咲かじいさんが枯れ木に花を咲かせたようで、
ただでさえ美しい森を艶やかに彩っています。

この森、先々週初めて訪れたのですが、すぐに好きになりました。
きっと、今後も何度も足を運ぶであろう予感満載です。

蓼科山

国立天文台の野辺山観測所。
つまり、星がとてもキレイなところという証左でもありますね。

施設の見学ができるようなので、次回は足を運んでみようと思います。

蓼科山

相変わらず、いい形をしています、飯盛山。

個人的にあまり炭水化物を摂らないので、
実生活では、こう、メシを盛って食べる機会というのは減っていますが、
日本人ですから、もっと米を食べないといけないなと、思い直しました。

そして個人的には、玄米が好きです。

蓼科山

まるで、春に花が咲いたような美しい様相を呈す樹々。

もちろん、これは雪による自然が織りなすイリュージョンです。
自然って、本当に美しい思います。

ずーっと都会のコンクリートの中で生活している人は、
これくらい気楽に登れる山でいいので、ぜひ、手付かずの自然の中を、
歩いてみてほしいですね。

きっと、魂が洗われます。そして、あなたが持つ本来の魂が現れますよ。

蓼科山

雲の中に、ほんのちょっとですが、日本で二番目に高い山、
北岳がその姿を現しました。

これ、晴れていたらかなりの眺望でしょう。
ぜひ、ピーカンの時に訪れてみたいです。

蓼科山

そんな飯盛山山頂で、敬礼っ!

ちなみに、ここは長野県の「南牧村(みなみまきむら)」であって、
群馬県の「南牧村(なんもくむら)」ではありません。

字が同じ上に、地理的にも結構近いので、
勘違いをしていらっしゃる方も多いかと存じます。

蓼科山

チラリと顔をのぞかせた太陽が、
樹々の雪化粧を、キラキラと輝かせています。

きれい。

蓼科山

そして、先々週見落として登れなかった、
平沢山にも足を運びました。

飯盛山は、植生を守るために山頂周辺はロープがはられており、
たとえば、そこでランチをするのは憚られるのですが、
ここ、平沢山は山頂も広めで、眺望もあるので、
ランチとかティータイムとかするのであれば、
ここ平沢山のほうがいいですね。

そういえば、登山口の駐車場も「平沢峠」であって「飯盛峠」ではありません。

蓼科山

自然の中を無心で歩く。

魂が洗われ(現れ)ます。

きっとしばらくは、
山歩きはやめられませんね(笑