食べない人たち ビヨンド (不食実践家3人の「その後」)
秋山佳胤 森美智代 山田鷹夫
マキノ出版 (2015-07-15)
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「食べない人たち『ビヨンド』」です。

ビヨンドですからつまり、前著として「食べない人たち」があって、
その続編ということになります。

実は前著も読んでおり、そのキッカケとなったのが、
不食の弁護士秋山佳胤氏のことを知ったことによります。

お世話になっている、とある会社経営者の方から、

「いやぁ面白い方がいてうちの顧問弁護士をお願いしたんですよ。
いやね、もう何年も飲まず食わずで生活しているんです

という話を聞き、そんな人間が、しかも日本にいるのか!
という驚きから前著を読み、さらに公演DVDも入手しました。

そしてDVDを観た感想は、この人は本物であるということと、
すでに別次元のステージに進化を果たした、
いってみれば宇宙人なんだろうな、ということを素直に感じました。

何しろ、飲まず食わず、つまり水も飲まない。

せめて水を飲んでいれば、あと塩でもナメていれば、
まぁ、そういう人もインドとかにはいるんだろうなぁと思えますが、
水を飲まずに生きることのできる生物が、
しかも人間が、しかも我が国日本に存在していること自体が、
もはやファンタジーではないかと。

不食者としては、オーストラリアのジャスムヒーン氏が
先駆者としてして知られているようですが、
秋山氏もこのジャスムヒーン氏の手ほどきを受けることで、
ほぼ完全な不食者としての道を歩み始めたとのこと。

しかし氏自身は、不食、つまり食べないことについては
実は重きを置いていないのです。

食べても食べなくてもどっちでもよい
自分は食べないほうが気持ちがよいので食べないだけ、
というスタンスです。

しかし果たして肉体を持っている人間が、
飲まず食わずで生存することが可能なのか。

その鍵を解くのが、「プラーナ」の存在です。

プラーナとは、この宇宙に満ちているエネルギーで、
換言するなら「光」「バイブレーション(振動)」「愛」
であるといいます。

プラーナによって生かされていることに気づき、
プラーナから直接栄養を摂り入れることができれば、
食物から栄養を摂り入れる割合を減らすことができる。

そしてプラーナから100%の栄養を摂り入れることができれば、
不食になるという理屈です。

不食は極端な話としても、
1日1食という人は決して珍しくありません。

有名人では、タモリやビートたけしなどは1日1食が基本といいますし、
私の周りにも1日1食の人が結構な割合でいます。

私自身は1日2食が基本で、たまに1食のときもあるという割合が、
最近1日1食の比率が増えてきていて、
いま現在は2日で3食といったところです。

いずれにせよ1日3食というのは明らかに食べ過ぎで、
生活習慣病の元凶といっても過言ではないでしょう。

本書は3人の共著で、完全な不食者である秋山氏、
1日青汁1杯だけの森美智代
(この人のほうが不食者としては有名かもしれません)、
そして、「不食」という言葉を定義した山田鷹夫
(この中では一番食べている人ですが(笑))、

いずれも、不食、微食、で人間が生きることができる
可能性を示唆しています。

ただ、私自身、不食を目指すかといえば、
そんな気は毛頭ありません。

なぜなら食事の時間が楽しいし、料理を作るのも楽しいし、
美味しいものを食べにいくのも楽しいからです。

つまり「食」に楽しみを見出しているので、
その楽しみを無理に減らそうとは思わないのです。

だからといって、1日3食に増やすことも、
今後一生涯無いでしょう。

基本は十数年来続けている1日2食を基本に、
時々は1日1食、という生活で、
現在の健康を維持していきたいと思います。

実際に、1日3食の時に軒並みC判定だった健康診断の結果が、
1日2食の生活をはじめてから、すべてA判定になりました。

つまり、(少なくとも自分にとっては)、
1日3食は不健康の元凶であったのです。明らかに食い過ぎです。

そして不食というのが決してオカルトではなく、
実際に可能なんだろうな、という実感は持っています。

もちろん、自分ではやりませんが(笑

そして秋山氏にも直接、お会いしてみたいと思った次第です。