夏。夏といえば暑さがつきもの。

そんな夏の暑さに最も弱いのは、人間でもなければ犬でもない。
ノートパソコンである。

ノートパソコンはその設計上、充分な冷却機構を備えることが難しく、
下手したらお好み焼きが焼けちゃうんじゃないの?

というくらい熱くなっていることもザラにある。

そこで、これを効率よく冷却することにより、
安心して夏のPCライフを乗り切ることを目指したい。

さて、一般的なノートPC冷却台というと、
USBバスパワーで駆動するファンを内蔵したものが思い浮かぶ。

青いLEDがクール。冷え冷えひんやり ノートパソコン冷却台

こんなタイプのものだ。

これも悪くないが、個人的に電源を使って冷やすというのが、
どうもいただけない。当然、ファンの動作音もする。

特にファンレスのPCを使っている人はわざわざファンを付け足すことになり、
本末転倒とはこのことだ。

そんな筆者が以前から目をつけていたのが、「すのこタン。」である。

すのこタン。A4イラスト入

かわいらしいイラストに目がいってしまいがちだが、
要するに、アルミ製のすのこである。

ご存知のとおりアルミは熱伝導性が高い。
ヒートシンクなどにもアルミが使われている。

しかし、パンチングメタルなど素材としてのアルミ材はあったものの、
アルミ製の小型すのこを一般的な製品として見かけることはほぼなかった。

そこへ、イラスト入りという漢(おとこ)心をくすぐる商品として、
「すのこタン。」が、たぶん数年前に登場した。

当時、欲しいと思ったものの、メインの環境はデスクトップ機で、
ノートPCのシビアな冷却の必要性を感じていなかったので、
冷却台自体の購入を見送っていた。

しかし昨今、ノートPCの使用頻度が高まってきており、
冷却の必要性に迫られたときに、この「すのこタン。」のことを
ふと思い出したのである。

でもお高いんでしょう?

私事で恐縮ながら、筆者は平素ノートPCを2台使っている。
となると、「すのこタン。」も2台必要になる。

そんな「すのこタン。」、イラスト入りの場合1台4,000円+送料850円。
2台分を買おうと思うと8,850円と、なかなかの出費となる。

イラストを抜きにすれば、1台あたり300円安くなるものの、
焼け石に水というもの。

なんとかして、この「すのこタン。」を安く入手する方法はないものか、
と考えまくった結果、ふと思いついた方法がある。

キャンプ用のアルミすのこを活用しよう!

筆者はこう見えてわりとアウトドア寄りの人間であり、
テントで友人が使っている便利なアイテムがあること思い出した。

それは、アルミすのこである。

要するに、テントの前で靴を脱いでテントに入る手前のスペースとして、
すのこを設置するのだ。

このすのこ、アルミすのこというだけにアルミ製である。

このアルミすのこを、「すのこタン。」の代用品として使おう、
というのが、この記事の趣旨である。

前置きが長くてすみませんでした。

まずはアルミすのこを購入しよう!

今回筆者が目をつけたのは、

Coleman(コールマン) アルミロールスノコ 170TA0048

Coleman(コールマン) アルミロールスノコ 170TA0048

である。

サイズを確認すると、645mm×250mmとあり、
およそ「すのこタン。A4」の2倍のサイズである。

ということは、これを2つに分割して使えば2台分をまかなえるのでは、
と考えたので、興奮気味に早速ポチってみた。

というのもこのアルミすのこ、送料込で2,680円。

2台分に分けて使うと1台あたり換算で1,340円、
つまり本家「すのこタン。」の約70%OFFというお値打ち価格!

もしかしてオレ、やっちゃったかも! と声を出したほどである。

アルミすのこが到着したよ!

待つこと2日と14時間36分。

注文していたコールマンのアルミすのこが到着した。
早速ご紹介しよう。

Coleman(コールマン) アルミロールスノコ 170TA0048

こういう携帯用のケースに収まっている。
このケースは、何か別の用途に使えそうと考えてしまう筆者は貧乏性だ。

Coleman(コールマン) アルミロールスノコ 170TA0048

中身をあけるとこんな感じ。

スノコはゴムで連結されており、拘束バンドを外すと、
バラバラっと一気にスノコが出来上がる。

Coleman(コールマン) アルミロールスノコ 170TA0048

まさに、すのこタン。もどき!

これを2つに分割すれば、快適すのこライフが始まるという算段である。

Coleman(コールマン) アルミロールスノコ 170TA0048

裏を返すと、穴の開いたスノコをゴムで連結しているという単純構造。
これなら、2つに分けるのも容易そうだ。

MacBook ProとLavie

ためしに、2台のPCを置いてみる。
若干左右がはみ出すものの、計算どおり。グッジョブ!

では早速、スノコを分解していこう。

Coleman(コールマン) アルミロールスノコ 170TA0048

裏を返すと、ゴムひもで結ばれている。
これを解くと、簡単にスノコをばらすことができる。

バラバラになったColeman(コールマン) アルミロールスノコ 170TA0048

バラバラになったよ。

これを二等分してつなげれば、晴れて「すのこタン。」もどき計画の完成である。

しかし、ウマい話には落とし穴がある。
筆者も若かりしころ、マルチまがい商法に手を出し、教訓を得た。

なんと、このコールマンのアルミすのこ、パーツが11個で構成されていたのだ。

Coleman(コールマン) アルミロールスノコ 170TA0048は11個で構成されていた!

ご承知のとおり、11は素数であるため、等しく分割することはできない。
仕方がないので、5個6個の2つに分割することにした。

Coleman(コールマン) アルミロールスノコ のゴム

ゴムひもはハサミで二等分して、それぞれに使う。

Coleman(コールマン) アルミロールスノコ(再組み立て中)

作業は、片側に結び目を作ったゴムひもを穴に通して、もう片方も同じように結ぶだけ。

Coleman(コールマン) アルミロールスノコ 2つになったよ!

あっという間に「すのこタン。」もどき×2台の完成!

Coleman(コールマン) アルミロールスノコの心のスキマ

うーん・・・。

なんだか、心のスキマみたい。
これですのこが12枚で構成されていたら完璧だったのに。

「すのこタン。」もどきに乗った2台のノートPC

でもまぁ、安く上がったし、よしとしましょ!

【編集後期】

さて、これでめでたしめでたし、というわけには残念ながらいかない。
というのも、「すのこタン。」をもう一度よく見て欲しい。

すのこタン。A4イラスト入

ごらんのとおり、「Pure Aluminum」と印字されている。
つまり、純アルミニウムを使用しているのだ。

これは、日本酒に例えると純米酒ビールに例えると麦芽100%のようなものだ。

「すのこタン。」を製造・販売している有限会社マルダイのページにはこうある。

すのこタン。に使用しているアルミ素材A1100/1050は、アルミニウム純度99%以上の高価な素材です。
熱伝導率は222~225(25℃・Jgs)と、一般に多用されているアルミ合金(A5052)の138(25℃・Jgs)よりずっと高く、放熱性に優れた素材です。

つまり、素材の差があるということなんです!

つまり、やっぱり「すのこタン。」を買ったほうがいいと思います\(^o^)/